企業の「防災とBCP」
先日の千葉県を襲った豪雨では、各地で道路の冠水や建物への浸水など、大きな被害が発生しました。
千葉県でもこれまで経験したことのないような雨に見舞われ「自然災害は決して他人事ではない」と改めて感じた
経営者の方も多かったのではないでしょうか。
企業にとって、自然災害による被害は建物や設備だけでなく、事務所が使えなくなれば業務が止まり、
パソコンやサーバーが被災すれば重要なデータにアクセスできなくなる。
従業員が出社できなければ、通常通りの業務を続けることも難しくなります。
こうした「万が一のときに、いかに事業を止めないか」を考えるのが、BCP(事業継続計画)です。
BCPというと、難しい計画書を作ることをイメージしがちですが、
まずは、「災害が明日起きたら、会社はどうなるか?」を考えることから始まります。
社員の安否確認はどうするのか。事務所が使えなくなった場合、どこで仕事をするのか。
パソコンやデータは復旧できるのか。顧客や取引先への連絡は誰が行うのか。
そして、事業を再開するために最低限必要なものは何なのか。
これらを平時から整理しておくことで、いざという時の判断や行動が大きく変わります。
自然災害を防ぐことはできません。しかし、被害を最小限に抑え、社員を守り、事業を早期に復旧させるための
準備はできます。
9月1日は「防災の日」。今回の豪雨や関東大震災を教訓として企業の防災について考える機会にしてみては
いかがでしょうか。



