いよいよ師走です。1年はあっという間ですね。
皆様にとって今年はどんな1年だったでしょうか?
あらためて1年を振り返るには1か月は必要だと思いますので、今から振り返ってみてはどうでしょうか?
さて、先月は「ブラックバイト」なんて言葉がメディアを騒がせました。
学生のアルバイトに過酷な労働を強いて、学業をさせず、賃金も支払わず、、、おいおい、本当に日本の企業か??と疑うくらいです。
逆にブラックバイトとは縁遠いくらい素晴らしい企業も多くある事や、
アルバイトのキャリアを生かして、社会に巣立っていく学生が多くいる事もあわて報道してほしいものです。
しかし使用者側は今と昔では労働環境も多様に変化していることを認識しなといけないです。
数年前のTVCMで「24時間働けますか??」なんて言うキャッチフレーズの栄養ドリンクがありましたが、
当時は「これぞ日本の企業戦士」的な印象でしたが、今思うと恐ろしくブラック企業的なCMですね。
話はちょっと逸れますが、民主党から自民党に政権が替わって企業への指導方針が変っています。
民主党時代は未払い賃金への指導でしたが、自民党になってからは長時間労働への指導となっています。
長期的な視点にたった時、日本の労働人口は減少して若い世代の労働力の奪い合いになっていきいます。
そこで自民党は女性の労働力に目を付け、労働力の確保策として女性の活用を挙げているわけです。
そのような方針の中、長時間労働をしているような企業では女性の活躍が見込めませんので、
長時間労働をしている企業を指導をし、女性が働きやすい社会(企業)を作ろうとしているのです。
長期的な労働力確保の政策ですので、長時間労働をしている企業への指導は今後、強化されることは間違いありません。
今は「24時間働けますか?」から「残業0時間で働いてもらってますか?」に替ってきているわけです。
12月からストレスチェック制度も施行されました。この制度も長時間労働を抑制する制度だと思います。
何度かHPでも書いていますが、労働法規の変更や労務トラブルの情報は積極的に収集してください。
また、情報があればニュースレターやHP等にアップしたいと思います。



