3.11を教訓に・・・
2011年3月11日に発生した東日本大震災から14年の歳月が過ぎました。
発生当日、首都圏では公共交通機関が麻痺し、徒歩で帰宅した方も多かったのではないでしょうか。
突然の出来事に情報も錯綜し、混乱したことを今でも覚えています。
さて、内閣府が発信している防災情報の中に「1日前プロジェクト」というものがあります。
「災害の一日前に戻れるとしたら、あなたは何をしますか?」という問いかけを通じて、
震災発生時の声が多く寄せられており、その中でも食料、水、トイレ、携帯電話の電源確保など、
ライフラインに関する投稿が多く、備蓄や防災用品を準備することの重要性が伝わってきます。
改めて家庭における備蓄品や備蓄量の目安をおさらいしたいと思います。
食料: 1人あたり最低3日分以上、7日分が望ましい
水:1人あたり1日3リットルを目安に、最低3日分以上
簡易トイレ: 1人あたり1日1回使用を基準に、最低3日分以上、7日分が望ましい
トイレットペーパー・ウェットティッシュ:最低3日分以上、7日分が望ましい
医薬品:3日分以上が望ましい
防寒用品:冬場は必須、特に温かい服装や毛布を準備
懐中電灯(乾電池タイプ)
ラジオ(手回し充電式やソーラータイプ)
モバイルバッテリー・予備の電池や充電器
ソーラーチャージャー(停電時の充電用)
また、家庭と同様に、企業の防災備蓄も従業員の安全確保と事業継続を支えるために非常に重要です。
準備に不安がある方は、まずは事業継続計画(BCP)を策定し、災害後の復旧計画や
どのように事業を継続するかを明確にするところから始めてみてはいかがでしょうか。