2021年6月 HACCPが義務化されます
こんにちは、代表の柳です。コロナ禍で飲食店関係の事業者の方は大変、ご苦労されていると思いますが
そんな中、6月から食品を取り扱うすべての事業者に「HACCP」が義務化されます。
HACCPは国際的な衛生管理手法のことで、食品安全を脅かす異物混入などのリスクがどこにあるかを見つけ出すために、管理、記録する手法です。世界的に整備が完了しており、アメリカでは1997年から義務化されています。
日本では、整備をせずとも高い衛生水準を保っていたので、HACCPを導入の必要性はなかったのですが、対外的な安全性を示すために、導入が義務化されました。
昨年、2020年に開催を予定していたオリンピックをトリガーに義務化の猶予を1年を設け、今年2021年6月に完全義務化します。
HACCPは大規模企業向けと小規模企業向けがあります、詳しい内容については触れませんが、今回の義務化を無視すると
営業許可の更新ができなかったり、2年以下の懲役もしくは100万以下の罰金が科せられる可能性があります。
コロナ禍で一番打撃を受けている業界へ、あらたな義務の導入はともて大変だとは思いますが、事業者の方はしっかりと整備しましょう。