個別労働紛争の相談件数
こんにちは、代表の柳です。
もう10月になりました。今年も残すところあと3ヵ月です。
今年のやり残しには早めに着手して、悔いのない1年にしたいですね。
さて、個別労働紛争の相談で「いじめ等」が10年連続で最多となりました。
個別労働紛争とは、個々の労働者と事業主の紛争を、裁判に持ち込まずに当事者同士で
迅速に解決する制度です。
全国379箇所に設けられた労働相談自体は、前年よりー3.7%減の124万件。
その中でもっとも多かったのが「いじめ、いやがらせ」となり10年連続トップ。
次に「解雇等」「労働条件引き下げ」と続いています。
解雇や労働条件引き下げは、労働者と事業主の問題ですが、「いじめ・いやがらせ」は
労働環境全体の問題となっており、問題としては根深いものとなっています。
解決には服務規程の整備、行動規範の遵守、経営理念の浸透に手を付ける必要があります。