2023年10月 消費税インボイス スタート
こんにちは、代表の柳です。
8月も終盤、夏の終わりに近づきましたが、今年は6月に真夏日を観測したり、いつの間にか梅雨明けしたり、季節の変わり目が分かりづらかったですね。
個人的には6月以降のゴルフで3回もカミナリで避難小屋に籠ったという、カミナリの夏となりました。
さて、いよいよ「消費税のインボイス制度」がスタートします。
いよいよと言いながらスタートは来年10月なのですが、スタート前の準備として、昨年の10月から受付をスタートしている「適格請求書発行事業者」の登録を会計士から聞いた経営者の方も多いのではないでしょうか?
この「適格請求書発行事業者」として登録することで、取引先にインボイスを発行できるようになり、消費税の支払控除を受けることが可能になりますので、まずは登録からスタートします。
ここで問題が出てくるのが、現時点での消費税免税事業者(売上高1000万未満の会社)です。
現状の制度では免税事業者へ支払われている消費税は実質、益税となっていて、あえて1000万未満の売上で経営している事業者も少なくありません。
免税事業者は今回のインボイス制度で適格事業者として登録すれば、仕取引先の仕入控除が可能になり取引の信用につながりますが、自社は消費税を納税しなければいけません。
免税事業者はこのどちらかの選択を迫られます。
現在、免税事業者の方はインボイス制度の仕組みを理解し、どちらを選択するかを適格に判断していきましょう。