2025年問題
こんにちは。取締役の岡本です。
桜も散り、私の気持ちは梅雨を通り超えて夏まっしぐらです。
さて今回は「2025年問題」について触れたいと思います。
メディアで毎年「20●●年問題」を取り上げますが、時が過ぎれば「結局、何が問題だったんだろう?」って思うことはありませんか。
しかし、今回取り上げる「2025年問題」は全国民が無視できない大きな問題です。
2025年問題の概要は
来年2025年になると「団塊の世代」が全て75歳以上の後期高齢者になり、日本は本格的な高齢化社会(5人に1人が75歳以上)に突入して様々な社会構造に影響が出はじめる、ということです。
日本では、この超高齢化社会の問題が2070年まで続くと予想されており、じわじわと気づかないうちに社会システムを崩壊させていくというのです。
社会への影響としては・・・
①高齢者を支えるための社会保障費の増大
②医療、介護体制の維持が困難
③増税や社会保険の負担増
④公共インフラの老朽化への対応の遅れ
企業への影響としては・・・
①後継者不足による倒産
②生産性の低下
③採用コストの増大
どちらも、とても深刻ですよね。
これらの問題に対して企業として何ができるのかを考えてみました。
まずは人材確保のために、時短勤務や在宅ワーク、ダイバーシティなど多様な働き方へ柔軟にシフトする必要があります。
また、業務の「DX化」も重要だと感じています。マンパワーで対応していた業務を「AI」を中心としたDX化へと進めていく必要があります。
以前のブログにも書きましたが、DX化により業務の効率化が図れれば人材不足にも対応できると思います。
まずは、煩雑な「顧客管理」「経費精算」「退勤管理」など、身近な業務からDX化を進めると良いと思います。
『何もしなければ現状維持、近い将来を見据えて1歩を踏み出せばチャンス!?』です。
変化へ対応していくことを躊躇してはいけない時代ですね。