霞が関がFAXからメールに
こんにちは、代表の柳です。いよいよオリンピックが開催されそうですね。コロナの封じ込めが成功しての開催であれば良かったですが、現状は手放しで喜ぶ状況ではありませんね。
さて、日本はコロナでの給付金申請、濃厚接触者の追跡、ワクチン接種予約など様々なシステムでトラブルを連発し、IT後進国が明らかになってしまったのですが、ついに?霞が関で6月末でFAXが原則禁止になったようです。
行政改革推進本部局からの通知では「FAXの受信があるため出社せざるを得ない状況になり、テレワークの推進や業務効率化の足かせになっているため」だと説明しているようです。
民間企業ではコロナ前からFAXのデータ化やクラウド化が進んでおり、FAXの受信がテレワークの足かせになると感じている企業は少ないと思います。
私たちの仕事や生活ではスマホやタブレットを利用した、オンラインショッピング、SNSでのコミュニケーション、オンライン会議による業務の効率化などがスタンダードになっていて、ネットワーク上で出来ることがかなり多くなっています。
しかし、行政窓口に行くと、多くの人がベンチで手続を待っている状態を見かけます。国はこの状況を見て、税金と労働資源の浪費だとは感じていなかったのでしょうか・・・
今頃、FAX受信からメールへの転換とはIT化への遅れを感じざると得ません。
早く国がIT化を進め、他国を引っ張る流れを作って欲しいものです。