雇用保険法改正(2025年4月)
「雇用保険法の一部を改正する法律」(以下 改正雇用保険法)が
令和6年5月10日に成立し、段階的に改正が実施されてきます。
中小企業にとって、注意が必要な内容となっていますので確認しておきましょう。
●自己都合退職での給付制限期間短縮
4月1日から自己都合での退職の場合の給付制限期間が、現在の2ヶ月から1ヶ月に短縮されます。
これによって再就職や起業など労働者の将来的な選択肢を広げる事を下支えします。
また、逆に短期で入退社を繰り返しも予想され、それを防止するため、5年間で3回以上
正当な理由のない自己都合退職を行った人の給付制限期間は3ヶ月となります。
今回のように今後も改正雇用保険法が施行されていきますので注意していきましょう。