一般職業紹介状況(令和3年7月分)が公表されました
こんにちは、代表の柳です。全国で緊急事態宣言が解除され繁華街にも人が戻り、一時的かもしれませんがコロナ前の生活に戻ったような雰囲気を感じます。
特に飲食店では一部、酒類の提供も可能になり夜の賑わいも戻るかもしれませんね。
とは言っても、まだまだ油断できませんのでコロナ感染には十分にご注意ください。
さて、コロナ禍において非常に厳しい状況だった雇用についてですが、先日、一般職業紹介状況(令和3年7月分)が公表されました。
一般職業紹介状況とは、厚生労働省でハローワークにおける求人、求職、就職の状況をとりまとめ、求人倍率などの指標を作成し一般職業紹介状況として毎月公表しているものです。その7月分となります。
■令和3年7月の有効求人倍率と新規求人倍率
・令和3年7月の有効求人倍率は1.15倍で、前月に比べて0.02ポイント上昇
・令和3年7月の新規求人倍率は1.98倍で、前月に比べて0.10ポイント低下
■求人倍率
・有効求人倍率(季節調整値):1.15倍(前月を0.02ポイント上回る)
・新規求人倍率(季節調整値):1.98倍(前月を0.10ポイント下回る)
・正社員有効求人倍率(季節調整値):0.94倍(前月と同水準)
■有効求人
・有効求人(季節調整値):前月比1.5%増
・有効求職者(季節調整値):前月比0.5%減
・新規求人(原数値):8.3%増(前年同月比)
■有効求人(産業別)
・製造業(40.8%増)・サービス業(他に分類されないもの)(11.5%増)・運輸業,郵便業(10.6%増)・宿泊業,飲食サービス業(0.9%減)・教育,学習支援業(0.4%減)
全体的に回復基調にあり、中小企業を中心にコロナ明けの人材確保に動いているとも読み取れます。飲食サービス業での求人が減っていますが、宣言も解除されたため、今後は飲食業でも求人が増えていくと予想されます。
人材確保は企業の生命性です。今後の事業展開を考え、タイミングよく良い人材を確保してきたいところです。